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只今、製作の佳境に入っております。
「金のない奴は知恵を出せ 知恵のない奴は汗を出せ 汗の出ない奴は血を流せ」とは、どこかで聞いた言葉なのですが、血が嫌いなわたくしなどは地べたに這い蹲って「泥を舐める」しかないわけで、 まあ、そんなことも言ってはいられないので、自分で自分のケツを叩きながら原稿やら編集やっとります。 何せ、今回の教則本は日本語、英語のバイリンガル対応で、しかも、その内容に則した教則DVDまで発売されるというものです。 今回の教則本は、緊縛の中でも一番多く使われると思わしき、座りポーズと寝ポーズを中心にまとめてあります。 いわゆる床に身体が着いている状態のことで、それを「床技編」という言葉で一括りにしました。 緊縛は日本の文化ではありますが、残念なことに言葉や技の体系化が十分になされていません。 技というのは、長年の実践と経験によって生み出されるもので、その無駄を省いた一滴が「型」に集約されていくのだと思います。 ですから「型」はとても大切です。 そして、少しづつではありますが、分かりやすい解説本を出すことで、緊縛の世界が身近なものになれば幸いです。 さて、さて、芸術の秋が到来いたしました。 わたくしもアートなる世界に少しだけ足を踏み入れてみます。 以下イベント内容 http://bit.ly/roNL1 10月25日(日) 14:30 OPEN 15:00 START ※前売り1,200円、当日1,500円(エントランス・フィーを含む) 安田アートリンク 千代田区神田錦町3-20錦町安田ビル1F及びB1F 電話:03-5577-6186 有末氏は緊縛絵師、伊藤晴雨の観念的遺伝子を継ぐ緊縛師として70年代のデビュー以来、雑誌、映画、写真集など さまざまな場で活躍。 団鬼六原作、石井隆監督、杉本彩主演の映画「花と蛇Vol.1、2」に調教師・鬼源役で出演したことでも有名です。 昨年出版された小説集「緊縛師 A恍惚と憂鬱の日々」はジャンルを超えて高い評価を得ました。 今回のトークショーでは「ポップなフェティッシュ感覚、デカダンス」を若い人たちが日常的に受け入れるようになった 今日の状況を踏まえて、SMの世界を長く見てきた有末氏が感じる「デカダンスの現在」について語っていただきます。 トーク終了後は質疑応答の時間も用意しています。 10月25日(日) 14:30 OPEN 15:00 START ※前売り1,200円、当日1,500円(エントランス・フィーを含む) PR |